そろそろ冬支度 ~チューンナップ(工程見学)~

スキー・スノボ
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こんばんは。リブレ豊田元宮店の近本です。今回はWinter準備で業者にやってもらってるチューンナップの工程見学に行ってきました~

チューンナップの基礎となる工程は以下の順番です。

  1. ソールをサンディング(削ります)
  2. ソールのキズをリペア(穴埋め)
  3. ソールのはみ出たリペア材を削る
  4. エッジをサンディング
  5. ソールにストラクチャー加工
  6. ベースワックスを塗る

まずはソール(滑走面)のサンディングです。

昨年の汚れを落とすためにソールを削ります。

スキーはビンディングを付けたままでボードはビンディングを外して作業します。

次にソールにできてるキズをリペア材で穴埋めです。黒又は透明のリペア材で一本一本キズを確認して全てのキズを埋めます。

ハンダコテ使ってるみたいで個人的には面白そうでした‼️さっと加工しないと板を焦がしてしまうので、かなりハラハラですがwww

そして、スクレーパーという道具を使い、リペア材がはみ出ているので全て平らになるように削ります。

(写真では黒い塊みたいに見えますが、伸ばしてみると削れたリペア材が鰹節みたいに長くてうすーい。ここもかなり熟練の技が必要だと感じました‼️)

リペアが終わったらエッジのサンディング(削り)です。

この間に板を通すだけでエッジが削られます。この工程だけだとバリ(金属を削ることでトゲトゲになったところ)は残ってしまうのでバリ取りも職人さんにやってもらうならワンランク上のコースが必要です。

私は毎年職人さんに全てお任せコースです‼️←ただラクしたいだけwww

エッジサンディングの後はストラクチャー加工(滑走面に溝を入れること)です。

ストラクチャーをソールに入れることで雪面と接した時に溶けた水が流れやすくなりより滑りやすくなります。

写真のように斜めに線が入ります。(よーく見ないとわからないかもしれないです)

上級レベルの板はその板によってストラクチャーの線が変わりますが、基本はこんな感じ。

最後にベースワックスを塗り込んで全ての工程が完了です。

ベースワックスだけなのでその上に滑走ワックスを塗るのが本来はベストです。(ホットワックスを自分でかけないといけません。)

私は遊びで滑るだけなのでベースワックスのみで1シーズンを乗り切りることが多いです。←たまにホットワックスやりますが、やっぱりラクしたいwww

一本一本職人さんが見ながら順番に全部の工程をやるなんて、、、凄すぎる‼️

コースによってやる工程が増えたりするので一本仕上げるのに更に時間がかかります。

今シーズンもこれで沢山滑れます‼️

準備万端で、雪の知らせを待つばかり、、、

毎年お世話になっていますが、楽しく滑れていることに本当に感謝ですね。普段見れない工程を丁寧に教えていただけました。次はどこの工場見学させてもらえるかなぁーwww

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