日本三大修験道の英彦山登頂

トレッキング
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みなさんこんにちは!飯塚店の清水です!

とうとう来ましたね、寒波。

布団から出られない季節がついにやってきました。

気持ちだけは熱く、元気に冬を過ごしましょう!(早く夏きて~)

そんな気持ちで先日、福岡県と大分県の県境にある英彦山(ひこさん)に登ってきました!

英彦山は日本三大修験道の霊場の一つで、日本百景にも選ばれる歴史ある山です。(修験道とは、山にこもって厳しい修行を積み、悟りを得ることを目的とした場所みたいです。)

登山ルート

登山口

登山口には高住神社という神社があり、たくさんの参拝者が訪れます。長い石段と苔むした鳥居が厳かな雰囲気を醸し出してます。ちょうど木々も色づいて綺麗ですね~。

石段を上った先には神社のご本殿。イチョウの葉っぱの黄色いじゅうたんが出来ていました。

旅の安全を願って登山スタートです!

望雲台

登山口から20分ほど歩くと分かれ道があります。一方は山頂までのルート、もう一方は望雲台(ぼううんだい)という場所への道です。時間もあったので、今回は望雲台にも行ってきました。望雲台への道はもはやトレッキングというより、クライミングです…。高所恐怖症ではないと思っていましたが、結構恐怖を感じました。ただ、それを越えた先は絶景!

とても雄大。紅葉も綺麗。

さて、景色を堪能した後はもちろん下りですね…

集中していっぽいっぽ・・・、落ちないように・・・、頑張りました。

下まで約30メートル。過去一長い30メートル…。
なんだか冒険している気分です。

正規ルートに戻ってからは、とても楽ちん。

先ほどまでが嘘のようにスイスイ足が動きます!

修験道らしく、しっかり積み上げられた石段で登りやすいのでご年配の方もたくさんいらっしゃいました。道中には樹齢1200の杉の木や、いびつな形をしたそそりたつ岩など目にも楽しい山です。

倒木もあったりバリエーション豊か

北岳山頂

そんなこんなで北岳の山頂に着きました。北岳の標高は1192m。

北岳には拝殿があり、その裏手は神聖な場所として禁足地になっていました。

なんかおばけとか出そうだったので、すすすーと移動。

綺麗な稜線を見ながら山頂までのルートを目指します。途中、野生のシカと出会って危うくバトルが始まるところでしたが、「きづいてませんよー。」って雰囲気を出しつつ逃げました。

中岳山頂

北岳から10分ほどで英彦山の最高峰である中岳に到着です。中岳には英彦山神宮の上宮があります。御祭神は正勝吾勝勝速日天之忍穂耳命(マサカツアカツカチハヤヒアメノオシホミミノミコト)さんです。名前だけでめっちゃ強そうな感じがします。ここでもしっかりお参り。

よくよく考えたら山頂にここまで立派な社殿を建てるってすごいですね。たくさんの人が登ってコツコツ造っていったと考えると、とても感慨深いです。現在の姿になったのは1800年代みたいですが、もともとは西暦740年くらいに建立されたとの言い伝えがあるようです。

いまから約1300年前と考えると気が遠くなりますね・・・!

山頂は1199mですが、山頂標識には1200mと彫ってあります。少し鯖読んでます!

山頂付近の紅葉はほとんど終わり気味で落ち葉になっていましたが、一日中天気もよくて最高の登山日和でした!帰りもキョロキョロしながら、るんるん気分で下山。

登山ってなにか言い表せない良さがあるよなーって感じた英彦山でした!

それではまた次回!ありがとうございました!!

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