クランク・ベイトとは?

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はいっ! おはこんばんちわ~!! 千葉ニュータウン店の近藤です。

いやぁ・・・厳しい季節です・・・冷え込んでくると、本当難しいです。

要約、朝・晩の気温は本格的に「冬」になってきましたが、日中はまだ「秋」を引きずってます。

淡水の魚は基本的に「変温動物」です。急激な気温・水温の変化には直ぐに対応できません。

冷え込んでもある程度日が経てば魚達は水温に慣れては来ますが、ここ最近の天候では日中の気温がまだ高めです。
トップ(表層)からボトム(湖底)の間のどこかにサスペンド(浮いている状態)しているはずなのですが、各場所水深も違えば水質も湖底質も異なります。

又、餌となる小魚や甲殻類が居る居ないという所も加味して探さないといけません。
これが難しいのなんの・・・(涙)まぁ、簡単には釣れない季節という事ですね。

これらのトップ・ミドルレンジ(中層)・ボトムの3つからざっくりと構成していますが、各レンジを効率良く探る・釣るのにはこの「クランク」が必要不可欠となってきます。

以前、スピナーベイトをご紹介しましたが、スピナーベイトだとルアーの動きが強すぎてバスに対してプレッシャーが掛かり過ぎてしまい、口を使わなくなる可能性があります。

そこで出てくるのがこの「クランク」です。クランクと言ってもルアーの中では一番種類があって、多種多様。
それぞれ潜る深さも違えば動き方も全然違います。これを如何に使用してバスに対して口を使わせるか。
正に迷宮のラビリンスです。(古っ)非常に奥が深い、深過ぎます。

「クランクの動きは大きく分けて2通りありウォブリング、ローリングという動きです。 まずルアーを上から見た時に頭とおしり(しっぽ)が左右にブリブリ揺れる動きをウォブリングといいます。 ローリングはルアーを正面に見て、背とお腹が左右にひねりながら揺れる動きの事を言います。 」 と、大まかな動きの説明はここまでにしておきます。キリがありません。(苦笑)

今回はクランクの中でも形状の違う「フラットサイド・クランク」と通常の「クランク」+αの説明を簡単に?説明したいと思います。

以前、ナイスフィッシュを釣ったこのクランク。こちらが「フラットサイド・クランク」です。

通常の丸っこいクランクと比べると一目瞭然かと思いますが、側面が「フラット」だからフラットサイド・クランクと言います。動きの特徴としてはウォブリングは控えめでローリングが強め。

正面から見ると平べったいのがしっかり分かると思います。
正面からの動きをみると左右にパタパタと動くイメージです。
側面がフラットなので動きの強さというよりは明滅が強い感じです。明滅とはその名の通り「明るい・明るくない」を繰り返します。

ブリブリお尻を振って強く泳ぐのではなく、左右にパタパタ明滅を繰り返しながら泳ぎます。
このフラットサイド・クランクの出しどころとしては・・・バスが強い動きを嫌っているかな・・・って感じた時。
これ、あくまでも肌感覚です。(笑)ルアーフィッシングはトライ&エラーの答え合わせゲームの様なもの。何が正解か、答えかは・・・魚のみぞ知るです。

こちらがオーソドックスな形状の「クランク」です。全体が丸っこいですよね?このクランクに関しては、ウォブリングが強めのクランクです。フラットサイド・クランクに比べると明らかに動きは強めです。

ちなみに、「リップ」というパーツがクランクには着いています。

出っ歯の様なプラスチックの突起です。

リップ形状の種類ですが、クランクベイトのリップにはラウンド、スクエア、コフィンという3種類のリップがあります。 スクエアは障害物に当たった際はねるように交わします。 障害物の多い浅いような場所で使う場合、スクエアかコフィンが引っかかりにくく釣りやすいですね。

どのリップがどのタイプかの説明は・・・これも長くなるので省きます。(苦笑)クランク本体の形状とリップの形状で動き方や潜る深さが変わってきます。奥が深いですね~(笑)

このクランクは少し特殊と言いますか、他と少し違います。全体的に細長く、体高が低い。動きとしてはウォブリングはかなり控えめ。ロール(ローリング)が少し強めで「ヌルヌル~」って感じに泳ぎます。

これの出しどころは・・・浅い所でナチュラルな動きを出したい時。バスにプレッシャーを掛けたくない時。こんな感じですね(笑)

3種類のクランクを紹介しましたが、ざっくり簡単に言いますと、

「パタパタ」のフラットサイド。

「ブリブリ」の丸っこいクランク。

「ヌルヌル」の細長いクランク。

といった感じです。これにリップの形状と長さが加わりますが、同じ形状のクランクでも、リップの形状や長さが変わると全く違った物になるという事です。

と、ここで、じゃぁ、どこのなにが良いの???ってなりますよね?・・・答えはありません(笑)ルアーの値段が高ければ釣れるという訳でもありませんし、安いからダメって事もありません。ルアー・フィッシングは「適材適所」です。

どんな釣りも経験を積んで引き出しを増やして釣る確率を上げていくしかありません。寒くなってもフィールドに出て、答え合わせをしていかないと経験値にはなりません。

ゴルフもキャンプも同じ事が言えますよね。夏場と冬場では芝の感じも違いますし、キャンプ場も予想以上に寒くなりますし。これらも「経験」しないと養われません。

「経験に勝る物はない」という事です。と、長くなりましたが(笑)今回はこの辺で終わりたいと思います。 次回の更新は・・・釣果報告したいですね~・・・

それでは、次回の更新をお楽しみに!! WOW!!

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