最近密かに注目を浴びる山 銀杏峯

トレッキング
この記事は約2分で読めます。

ピエリ守山店:兼松です。

今回の山散歩は福井県にある『銀杏峯』へ行ってきました。ルートは名松コース、夏道でのコースタイムは上り3時間40分、標高差は1,100mほどです。冬期は積雪により宝慶寺いこいの森駐車場が使用できないため、さらに少し下から歩き始めます。

本日のターゲット 銀杏峯(標高1,441m)

銀杏峯 げなんぽ

銀杏峯は福井県大野市の南西部に位置する山で、かつては付近で銀を産出していたことが名前の由来だそうです。福井県大野市を流れる九頭竜川水系真名川支流の一級河川である清竜川の源流の山でもあります。

快晴、乾燥、氷点下。そして無風。今日は絶好の登山日和です。

林道〜登山口〜山頂付近

雪に覆われた林道をしばらく歩いて行くと登山道入口があります。山頂手前までは尾根通しの急登を登ります。

雪面は柔らかそうに見えますが、ガッチガチに凍っています。
急登を登りきり前山に到着。さらに急登が続きます。
霧氷越しの大野盆地 奥には白山も見えてきました。
太陽に照らされる霧氷
空気の乾燥により全てがクリアに見えます。

山頂付近の台地 極楽平

尾根沿いの急登斜面、霧氷のトンネルを抜けた先に極楽平が広がっています。非常に緩やかな台地となっています。普段は一面の藪に覆われていますが、積雪期には広大な台地を自由気ままに歩くことができます。

左手の稜線の奥へ向かって歩いて行きます 奥に見えるピークは部子山
地形と雪が作る造形 別の惑星にいるみたいです。
崩壊していく谷 奥には乗鞍岳、御嶽山
エビの尻尾も大きく育っていました。 前日までの強風のあとが見て取れます。
強風に叩きつけられた雪面が広がります。 
山頂の祠とハロ 彩雲も見えています。
左から白山、別山、経ヶ岳
中央は京都福知山店のカリスマが誇りの山と呼ぶ『荒島岳』
隣接する岐阜県の山々
妻の撮影による極楽平とわたくし

珍しく風もなく穏やかな1日でした。

銀杏峯から部子山まで縦走する予定でしたが、この天気と景色の中にいることがとても心地よすぎたので、今日は手前までとして余った時間を極楽平でまったりと過ごしました。

久しぶりの北陸地方の山を歩きました。豪雪地帯ならではの山歩きの魅力を再発見できた山旅となりました。

では皆さんも良い山旅をー。

Bitnami