白山登頂を目指して

トレッキング
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こんにちは越前店 髙橋です。

久しぶりの投稿ですが白山登山の様子をご紹介させて頂きます。

白山は標高2702mの山で日本百名山に選定されており、 最高点の御前峰(ごぜんがみね)には、 白山比咩神社奥宮があります。北陸地方の中では標高の高い山の為、他の山では残雪が消えた季節でも「白い山」として遠方からでも一目で判明出来る山になります。まだ積雪はありませんが、白くなった白山は北陸に晩秋が訪れた知らせになり四季を感じます。

白山の登山口は石川県側の別当出合からスタート。お店から約2時間の場所に位置しており今回は福知山店の宮本さんに引率して頂き、島田店の渡邉さんと山好きな男子、女子と5人パーティにて登頂を目指しました。

いつも最初が一番元気です。

白山登山口から少し下った所(徒歩10分くらい)に無料の駐車場があり、駐車場から登山口まではシャトルバスが出ています。当日は太平洋側を台風が北上している影響から比較的近くに車を駐車出来た為歩いて登山口まで行きました。

入山届を記入して出発!!

登山口である別当出合から御前峰山頂までは「観光新道」と「砂防新道」の2つのルートが選べます。「観光新道」は急な坂が多いので、くだりに利用するのがおすすめです。登りは砂防新道をチョイスしました。登山道は整備されており歩きやすい山です。岩場が中心の道となっており急な登りも所々ありますので初心者の方だと少しハードかもしれませんが気合でなんとか乗り越えれるレベルです。

吊り橋を渡り
入山

御膳峰山頂までに大きな休憩所が甚之助避難小屋、室堂と2か所あり、トイレ休憩出来る場所も1か所ありました。水洗トイレでとても綺麗でした。

甚之助避難小屋 にてコーヒー休憩

登山において道具や服装等色々大切な事はありますが、やはり一番重要なのはエネルギーの補給になります。思っているより体力の消耗は早いものですね。そして補給すると本当に元気になるのが実感出来ます。

ステッキの有効活用指導

今回本部の方に協力頂きステッキをお借りしました。道中ステッキの最適な長さや持ち方等使用について改めて指導頂き活用させて頂きました。

甚之助避難小屋を後にすると標高も2000mを超えて来ますので紅葉も少しづつ見え高山植物も楽しみながら室堂を目指していきます。

気持ち良くなってきましたが雲が気になります、、、

室堂を目指し歩いていたのですが、遂に台風の影響を痛感します。風速は15mくらいだったのかな?瞬間的に立っていられないくらいの強い風が吹いて来ましたがとにかく室堂を目指し必死で上がりました。

気温も低下してきて、レインウェアに身を包む
室堂到着!!

悪条件の中なんとか室堂へ到着。ここから頂上までは30分くらいなのですが、下山時間を考えると日が落ちてしまう点と悪天候を考慮して今回は”ここが僕たちの頂上”として安全を第一優先にその後下山。途中の休憩を長く取りすぎましたかね?

もう一度白山に登る理由が出来ました。

悪天候の中の下山ですが、岩場が多い白山は滑るので注意が必要です。私も7回程滑り、良い経験が詰めました。

帰りの休憩は 甚之助避難小屋 にて再び休息。

合体シリーズ上手いですね。

腹ごしらえをして帰路へ。無事に怪我無く全員下山出来ました。

今回は頂上へ行けず、なかなかのコンディションでの活動となりましたが、3000m近くの体感、自然環境の変化により色々経験を積むことが出来楽しい一日となりました。

次回は近隣のもう少しライトな山に登る予定ですのでまた紹介出来たらと思います。

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