新たな相棒・・・こいつは非常に重要なやつ。

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はいっ! おはこんばんちわ~♪ 千葉ニュータウン店の近藤です。

今回は、釣具に負けじと劣らずメチャクチャ重要アイテム、「シューズ」のご紹介です。

今回、新たに導入した個人的釣り専用ジュース、「サロモン クロスハイク GTX」です。 決して釣り専用で売り出しているシューズではないのでお間違えの無い様に。 さて、このクロスハイクでサロモンシューズ3足目です。 初めて釣り専用に導入したのは「スピードクロス4」。2足目は「Xウルトラ3」です。 サロモンを愛用している理由がいくつかありますのでご紹介します。

1足目の「スピードクロス4」はトレイルランニング用で、2足目の「Xウルトラ3」はトレッキングではあるが、トレイルランでも使えるオールラウンダー。 そしてこの「クロスハイク GTX」は完全トレッキングシューズです。 この手のシューズは見た目ではトレッキング用なのか、トレイルランニング用なのか、なかなか判断付きにくいのですが、1番簡単な見分け方としては、「シューズ本体の屈曲性」です。※屈曲性だけで全てを判断する事はできませんのでご注意ください。

凄く簡単に説明します。トレイルランニング用のシューズは「荒地や山林の中を走る専用シューズ」なので、比較的「屈曲性がある」のが特徴です。トレッキング用はトレイルラン用とは逆で、走ったりはせず山の岩場や倒木等を踏み込んで進んでいきますので「シューズ全体が硬い」作りになっています。 ここで勘違いして欲しくない点は「屈曲性がある」=「履きやすい」ではなく、「シューズ全体が硬い」=「履きにくい」でもありません。 それぞれ「コンセプト」がありますし、「用途」で選んで頂ければと思います。詳しく知りたい方はお近くのHIMARAYAスポーツまでご来店ください。どこのお店でも詳しく説明いたします。

足入れの率直な感想としては・・・「少しゆったり」ですね。スピードクロスはトレイルラン用なので全体的な作りはややタイト目。 Xウルトラ3は、両者の中間的。このクロスハイクはトレッキング用なのでややゆったり目の作りです。はい、ここでまた「勘違いしないでシリーズ」。 そもそもトレイルランニングとトレッキングでは「用途」が違います。各メーカー用途に応じた「ラスト(靴を作るうえで使う足形)」が違います。同じメーカーでも品番が変われば足入感・履き心地・フィット感・クッショニング、全て変わります。特にシューズは履いてみないと分からない部分が非常に多い商品でもあります。ネット通販で失敗した経験ある方のいらっしゃるかと思いますが是非、「店頭で履いて足に合った物」を選んでください。HIMARAYAではシューズのフィッティング、お手伝いいたします!!

さて、ここからは 「サロモン クロスハイク GTX」 の詳細を説明します。 先ずは「アウトソール」。アウトソールは地面に接地するゴムの事です。車で言えば「タイヤ」と同じ役割をします。車のタイヤ・・・メチャクチャ重要じゃん!! はい、そうなんです。シューズのソールもメチャクチャ重要です。各メーカー色々な「ゴム素材」を使用しています。サロモンのゴム素材は「コンタグリップ」です。ビブラムやコンチネンタル等のゴムメーカーの素材もありますが、サロモンはオリジナル素材の「コンタグリップ」を採用しています。私個人的な感想としては「非常に滑りにくい」です。釣り場は色々な場所を歩き回ります。雨も降れば草むらの中、コンクリート護岸やら何やらと、とにかく歩きます。 特に草むらや湿った土壌には抜群のグリップ力を発揮します。ただ、皆さんに勘違いして欲しくないのは「絶対に滑らない物はない」ということ。ゴム素材やソールパターン(溝)形状、歩く・走る場所によっても変わってきます。ソールパターンに関しては多種多様・様々・色々な物がありますが、完璧な物はありません。基本的にソールのブロックが大きく、溝が深いソールパターンは、湿地帯や土・泥に対して滑りにくく、平らで湿っている所は滑りやすい。逆に、平らでソールの溝が浅く、ブロックが小さい物は平らで湿っている所には強く、湿地帯や泥・土に対しては滑りやすいです。ソールのパターンと行く場所の設置面積を考えて頂けたら、どのソールタイプがどこに向いているのかが分かると思います。 少し話がズレてしまいましたので戻しましょう(苦笑)

次は、防水性能の紹介です。 このクロスハイクは「ゴアテックス」を採用しています。言わずと知れた最強防水素材です。ゴアテックスの何が優れているかと言うと・・・「透湿性」です。「防水」と言うのは文字のとおり「水を通さない素材」です。 色々なメーカーが色々な防水素材を使用していますが、 防水素材を開発するにあたり、完全に水をシャットアウトするのは比較的簡単です。しかし、防水だけだと「内側が蒸れ」てしまいます。 長靴をイメージしてみてください。長時間履いていたら絶対蒸れますよね? 長靴は外側の素材が「ゴム」です。長靴=防水ではないのですが、その蒸れを多少なり改善できるのが「防水素材」となります。とにかくゴアテックスは圧倒的な「透湿性の良さ」が1番の売りですね。ただ、シューズの場合はウエアに比べて透湿性が分かりにくいのが難点です。 それともう1点。はい、ここでまた「勘違いしないでシリーズ」。シューズの防水機能ですが、外見は使用していくうちに次第に濡れてきてしまいます。 これは「撥水」機能が低下してきています。外側が濡れてしまっても、防水生地を使っていれば劣化していない限り浸水することはないでしょう。 そもそも「防水」と「撥水」は機能が違います。撥水は「外側だけ水を弾く」で、防水は「水の侵入を防ぐ」です。ここは間違ってはいけません。この防水と撥水の違いはシューズに限らず、ウエアにも言えますが、シューズに関して撥水が低下してきたら市販の「各素材専用の撥水スプレー」を使用すればある程度は元に戻ります。「ある程度」です。完全に元には(新品同様)戻りませんが、機能低下を防ぐ事はメンテナンスで可能です。 ちょっと長くなってしまうのでこの「防水」の続きはいずれ・・・(苦笑)

そしてそしてお次は「インソールのオーソライト」です。  「Ortholite オーソライト」 は、優れた通気性&クッション性があり、比類なき快適さを提供します。 オープンセル構造による通気性があり、独自の配合により耐久性も兼ね備えております。 足裏に隙間なく適度な硬さでフィットし、踵部分の安定感を高め、力を無駄なく伝えることで、歩行時のパフォーマンス性をアップしました。 と、ググった文章を丸々コピーしましたが(苦笑)個人的な意見としては「かかと部分」の特徴です。見た目は少し細く見えますが、実際履いてみるとかかとのフィット感がメチャクチャいい!! 内側と外側で違う硬さの素材を使っていて、ヘタリもかなり少ない優れたインソールです。 インソールを語り出すと釣糸と同じくらい止まりませんのでこの辺にしておきます。(笑)

最後に紹介するのは「クイックレース」です。 特許取得 Quicklace™ システムは、靴ひもを結ぶ必要がなく、瞬時に調節可能。激しく動いても緩みません。Salomon フットウェアやノルディックスキーブーツに対応しています。 と、サロモンHPから引用しました。(笑) ここでまた個人的意見です。このクイックレースですが・・・特に「紐を結ぶのが苦手な日本人には持って来い」な感じです。本来はしっかり紐は結ぶものなのですが。このクイックレースは「ギュっ!!」っと上に引っ張って「キュっ」とストッパーを下すだけです。ここで1ポイントアドバイス! このクイックレースですが、履き始めで締める時は結構強めで締め上げてOKです。感覚的には「結構きつくないか?これ?」ってくらい。 後からこの紐たちが適度に馴染んできます。最初から緩いと後も緩くなりますので注意してください。特にトレイルランニングで使っている方は途中で止まりたくないのに緩くなったせいで止まらなくてはいけなくなる可能性が大きいです。是非、やってみてください。

この「クロスハイクGTX」は自分にとって必要な機能がしっかり搭載されています。「防水性」「安定性(グリップ性を含む)」「クッション性」。 まだ履き馴染んではいませんが、ファーストインプレッションは凄くいいですよ♪ これだけ語ったにも関わらず、HIMARAYAでの取り扱いは残念ながらございません・・・が、メーカー在庫があればお取り寄せ可能ですので、気になった方は是非、履いてみてください。

さてさて、シューズの話になると止まりません(苦笑)まだまだ語りたい事は山ほどありますが、文章にしてしまうと伝わる部分と伝わらない部分が出てきてしますのでこの辺にしておきます。 ここまでの長文、愛読して頂きありがとうございます。 次回は「霞ヶ浦水系釣果報告!!」になると思いますが・・・果たして釣れているのでしょうか!?霞ヶ浦!?

それでは次回をお楽しみに~♪ WOW!!

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