ピエリ守山店:兼松です。
最近、冬毛になった真っ白な雷鳥が見たい病の症状が強くなり、シャンプーしてる時の頭が雷鳥に見える様になってきて、こりゃいかんって事で、雪山へ。という事で今回の山散歩は長野県の将棊頭山へ行って来ました。
将棊頭山 しょうぎかしらやま
木曽山脈、中央アルプスにあり、山の姿が将棋の駒に似ていることからこの名前がついたそうです。中央アルプスと言えば木曽駒ヶ岳が人気ですが、そのすぐ北側に位置します。
今回は桂小場登山口から山頂を目指す往復15kmほどの行程です。このルートは木曽駒ヶ岳まで続いておりクラッシックルートと呼ばれています。以前木曽駒ヶ岳まで往復した際は11時間程かかりました。今回はその途中にある将棊頭山までなので7時間ぐらいで計画しています。
中央アルプスの雷鳥
中央アルプスでは、雷鳥は半世紀前に絶滅したと言われていましたが、2年ほど前に北アルプスから飛来してきたと思われるメスの1羽が発見されたました。その1羽をきっかけに環境省信越自然環境事務所による『繁殖個体群復活作戦』が発動されました。他の山域に生息する雷鳥を家族丸ごと中央アルプスに引越しさせ中央アルプスで繁殖させるという作戦です。この引越しが2020年8月に行われ、乗鞍岳から3家族19羽が木曽駒ヶ岳に移送されました。その雷鳥たちは元気に動き回っている様でどうやら将棊頭山まで来ているとの事です。
登山口から山頂
標高差は1,500mほど。前半部分は緩やかな登りのとても歩きやすい道が続きます。
後半部分は森林限界の標高2,500mあたりまでは急登をひたすら登って行きます。
山頂からの景色
登り始めてから4時間ほどで山頂へ到着。ここはからは360°の展望が開けています。
雷鳥探すこと1時間
結局今回は雷鳥の姿を見ることは出来ませんでした。残念。しばらくは『冬毛になった真っ白な雷鳥見たい病』に悩まされることになりそうです。
雷鳥には出会えませんでしたが、登山は楽しめたので良しとします。では、皆さんも良い山旅をー。