大寒波後の石鎚へ

Outdoor
この記事は約4分で読めます。

今治店のコーラ大好きハイカー武藤です。

一月中旬は暖かい日が続き、石鎚山の雪もどんどん溶けて悲しい気持ちで過ごしていました。

次の寒波が来ないかなと待っていた中、10年に一度の大寒波が襲来。

全国各地、大変な状況になりましたが、寒波は石鎚山にも大雪を降らせてくれました。

寒波が去って天候が安定した1月31日に、タイミングよく石鎚山へ行くことができました。

コーラをお供に石鎚山へ挑戦した我々をご覧ください。

今回は安部さんと登ります。いつものようにロープウェイに飛び乗ります。

スタートから積雪十分なのでアイゼンを履きます。

安部さんの合図でスタート、まずは成就社までウォーミングアップです。

想定していた以上の積雪ですでにテンション上がりっぱなしです。

鳥居の奥に真っ白な石鎚山が見えます。

成就社で登山の無事を祈りましてトレイルイン!

序盤は傾斜がゆるく体力的に楽なので余裕をもって歩けています。

進むたびに雪が増えていくので安部さんも私もワクワクが止まりません。

木々の隙間から除く山頂の天気はかなり良さそうなので、早く登りたくなります。

野球で例えると二回表の攻撃中に勝利確定するくらいの青空です。

登山道が急になってきましたが、トレーニングを重ねているハイカー安部さんは余裕で登っています。

気がつけば木の枝が真っ白、霧氷がえらいことになっています。

試しの鎖の迂回路で転ぶ安部さんですが、平気な顔して歩き出します。

前社ヶ森休憩所へ到着。これで単調な登りが終わるので一安心です。

ここからはどんどん景色が変わっていきます。

休憩所から望む真っ白な瓶ヶ森を見ていると登りたくなります。

雪が溶ける前に行こうかな、なんて考えてしまいます。

前社ヶ森休憩所から夜明峠までは霧氷天国になっていました。

写真を撮りまくってしまい先に進みません。

この量の霧氷はなかなか経験できないので、安部さん感動しています。

いい感じの逆光で撮ってもらえました。

夜明峠に出る少し手前から美しい山頂が顔を出してくれました。

いつもは素通りするところですが、居合わせたハイカーに教えてもらえてラッキーでした。

そして夜明峠に到着です。青と白です。

安部さんもカッコつけずにはいられません。

山頂に向かいますが振り向けばいい景色。瀬戸内海も見えます。

この先さらに積雪量が増えていて、一ノ鎖にある看板が完全に埋まっています。

ひざまで埋まる積雪は大変だと思いがちですが、なかなか経験できないので楽しく歩けています。

二ノ鎖小屋が見えてきました。

普段はここから写真を撮らないのですが、雪景色の美しさに思わず撮ってしまいました。

雪が多すぎて鳥居に届くようになっています。

この下には階段と手すりがあるのですが完全に埋まっています。

二ノ鎖小屋を後にして山頂へ向かいます。

この先は危険箇所が増えて緊張感が増すためか、空気が張り詰めて静かに感じます。

迂回路の階段も手すりごと埋まっていますね。

滑落したら止まらない斜面を一歩一歩、慎重に進みます。

直登もしんどいですが、ここまで来ると疲れより楽しさの方が勝ちます。

三ノ鎖の階段まで来たらあと10分で山頂なので余裕も出てきます。

このあたりが冬の石鎚山で核心部と呼ばれている超危険箇所です。

一歩進むたびにピッケルを刺しながら、ゆっくり進みます。

この階段を登ればゴールが見えてきます。集中集中です。

まもなく登頂しますよ!

安部さんは感動で動けず。

私は無事登頂できた安心感でいっぱいです。

それでは天狗岳の景色をご覧ください!

欲を言えばもっと真っ白になった天狗岳を見てみたいですね。

贅沢言うなと怒られそうですが・・

そしてコチラ。おちょコーラ

この日はこれを飲むために登頂したといっても過言ではありません。

二人で乾杯してよき思い出ができました。

前回は雪が硬くてできなかったので、今回こそは!と石鎚山に爪跡を残して帰りました。

天気にも雪にも恵まれて楽しい一日でした!

来年も真っ白な石鎚山に登りましょう!

おつかれ山でした!

Bitnami