ピエリ守山店:兼松です。
今回の山散歩は、白山国立公園内の両白山地南部に位置し、岐阜県高山市と郡上市にまたがる山『大日ヶ岳』に行って来ました。
大日ヶ岳への主要登山ルートは3本あります。今回はそのうちの一つ、ひるがの高原ルートから山頂を目指します。大日ヶ岳東側に広がるひるがの高原から出発し、尾根道を伝って登ります。夏道のコースタイムは登り3時間半、標高差は860 mと比較的なだらかなコースです。
このコースは『高鷲スノーパーク』とほぼ並行にあります。高鷲スノーパークをご存知の方は、国道156号の駐車場入口付近から歩き始めて料金所、駐車場、センターハウスを経由、ダイヤモンドコース、パノラマコースを登りゲレンデトップへ、そこから1時間半ほど歩くと山頂があると想像して頂けると分かりやすいと思います。
大日ヶ岳 だいにちがたけ
大日ヶ岳は白山を中心とした山域である両白山地の南部に位置しており、日本二百名山の一座に数えられています。奈良時代に泰澄上人の手によって開山され、大日如来を頂上に祀ったことからその名が付けられたそうです。
ブナの原生林の中を行く
およそ7年ぶりにこのコースを歩きます。以前は先行者のトレースを辿って行かないと不安で、若干迷ったりしていましたが、今回は踏み跡が全くない状態でもルートを作りながら歩くことが出来ました。成長を実感。おかげで周りの景色をゆっくりと見る余裕もあります。
序盤はブナの木々に囲まれた道をゆったりと登って行きます。所々に急登箇所がありますが、全体的にはなだらかで危険箇所もほとんどないので、リラックスした登山が楽しめます。
山頂360°の景色は冬季限定
雪のない時期の山頂付近は背丈ほどの高さのクマ笹に覆われている大日ヶ岳も、雪が積もっていれば360°の展望が楽しめます。この日は天気も良いこともあり、山頂で午後のティータイムを楽しみながらこの時期ならではの景色を堪能しました。
最近では珍しく山頂で長居してしまいました。ポカポカ陽気の雪山はまったり出来ていいですね。今日も楽しい山散歩でした、では帰ります。
皆さんもよい山旅をー。