再びの御嶽山 飛騨頂上の向こう側

トレッキング
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ピエリ守山店:兼松です。

前回、『御嶽山』に登ってから2週間程が過ぎ、雪の状態も良さそうなので『御嶽山飛騨頂上』まで行ってきました。今回も飛騨小坂登山口からスタートします。

濁河峠から見る御嶽山

小坂口〜森林限界

本日も快晴の中、登山届を提出しスタートします。
この時期特有の黄砂の影響も少ない山域のため、今日も良い景色が見られそうです。

雪の量はあまり変わっていない模様
橋の上に残る幅20㎝程の雪の道 
そして両サイドは崖

森林限界〜山頂

順調に標高を上げて行き、森林限界まで到達しました。
ここからはアイゼンを装着し登って行きます。雪の状態は硬く、アイゼンの歯が良く効きます。

下から斜面を眺めルートを考えます。
他の登山者のトレースは無く、ハイマツ帯が見えている部分もあり悩みましたが、のんびりと歩きながらルートを決めていくプランになりました。

雪は踏んでも跡が着かない程度の硬さ
自由気ままに進んで行きます。
振り返えれば谷 そして遠くには『白山』
標高2,800 m付近の稜線へ出ました。
奥は『継子岳』2,859 m
奥は『摩利支天山』2,959 m
今日は手前の『飛騨頂上』まで
飛騨頂上に到着
周りには宗教的モニュメントがたくさんあります。

前回は見られなかった山頂の向こう側

御嶽山には5つの火口湖があり、一ノ池から五ノ池の名前がつけられています。
飛騨頂上付近ではその内、三ノ池、四ノ池を見ることが出来ます。

三ノ池はエメラルド色が特徴の池で、御嶽山の5つの火口湖の中で最大です。湖畔には荒神と白龍王初春姫大神などの神々が祀られていて、その湖水は古くから御神水とされています。四ノ池は高層湿原となっていて小川が流れ高山植物の群生地となっています。今の時期はどちらも雪に覆われているために見ることは出来ませんが、夏〜秋には飛騨頂上直下にある五ノ池小屋を起点とした人気のスポットで特にオススメです。

三ノ池 奥には中央アルプス
四ノ池 奥は継子岳
五ノ池小屋 正面奥は御嶽山最高点『剣ヶ峰』

今日も天気よく、景色よく、大満足の山散歩となりました。前回登頂できなかったのでリベンジに来たというよりは、好きな山域なので何度も訪れたいと言う感覚ですね。次はどの登山口からいつ登ろうか贅沢に悩みます。

では、皆さんもよい山旅をー。

苗代桜

帰りにちょっと寄り道をして岐阜県下呂市にある樹齢400年の天然記念物の桜『苗代桜』を見て来ました。ライトアップ期間前でしたが、偶然に試験点灯があり満開の様子も見ることが出来ました。

飛騨・美濃さくら三十三選

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