はいっ! おはこんばんちわ~♪ 千葉ニュータウン店の近藤です。
好釣果が続いています!!・・・ですが、現状の霞ケ浦水系・・・ちょっとヤバいです。何がヤバイかと言いますと・・・「代掻き」が始まってしまいました。この代掻きですが、田んぼに水を引いて耕す事を代掻きと言います。田んぼに水を引きながら耕すので濁った水が一気に流入河川に流れ込みます。この濁った水が・・・水中の魚を含めて動物達によろしくないんですね・・・皆さんも、お住まいの近くのフィールドで農家さんが田んぼを耕していたら・・・水質、注意して見てみましょう。
我々人間が生きていく・生活するのに必要な「米」を作る為なので致し方ない部分もありますが、特に魚達にとっては「産卵」が絡む時期でもあるので・・・非常に厳しいです。我々人間が出来る事は「釣った魚は優しく、素早く水に返す事」です。魚達も資源です。
霞ヶ浦本湖・北浦本湖・各流入河川、それぞれ見て濁っていて魚っ気が無ければ、即移動しましょう。代掻きが入ったエリアには、絶対ではありませんがバスはいません。バスは本当に賢い魚です。レンギョ・ソウギョ等とは違い、必ず水質の良い所に移動しています。又、レンギョ・ソウギョは非常にデリケートな魚です。水質が即悪くなると簡単に死んでしまいます。着いた場所にレンギョ等の魚の死骸を見つけたら、これも即移動した方がいいと思います。
そんなこんなんで、移動してきたのは「横利根川」です。この横利根川は少し特殊な川なのですが、利根川水系でもあり、霞ケ浦水系でもありながら「閉鎖水域」と言って付近の水質に影響されない川となっています。川の最上下流には水門があり、ここで水位調整をしているため外部からの影響が非常に少ない川とも言えます。が、しかし、非常に人気のフィールドだけあって常に人のプレッシャーがかかっています。簡単には釣れません。ちなみに、閉鎖水域と言われている「前川」ですが、半分正解で半分不正解です。中流域に水門があります。ここが開いていたら流れてしまうので「閉鎖水域」ではなくなります。最近は、以前に比べこの水門を開ける頻度が上がっているので・・・閉鎖水域の認識はしない方がいいかと思います。
さて、前置きが長くなりましたが釣果報告です!!(笑)餌を食べていないのか、産卵後なのかは分かりませんが・・・可哀そうなくらいお腹ぺったんこです。正直、そこまで魚体を選んで魚は釣れませんので悪しからず。 使ったルアーは「レイドジャパン 2WAY」です。前回のブログ同様、「ゆっくり・大きく」の動きに反応してくれました。この「ゆっくり・大きく」に付け足しになりますが「シルエット(ルアーの大きさ)はコンパクトに」です。大きいルアーでは出せない動きがこの2WAYには出せます。
釣り方としては、前回と同じで、ジグヘッドワッキーで中層泳がせです。どのレンジをどれくらいのスピードで引いてくると言うよりは・・・表層とボトム(湖底)の中間をワームがフワフワ漂っているイメージで引いてくる感じです。中層引きに関しては、想定した引きたいレンジをきっちり引くことは正直不可能です。大体でいいです、大体で。コツとしては、投げたジグヘッドとセッティングしたワームがどのくらいの速度で沈んでいくか。これが分かれば中層引きは比較的簡単に出来るかと思います。あまり重いジグヘッドや抵抗の少ないワームはこの中層引きには向いていませんので注意してください。タックルのバランスも重要です。
サイズ的には・・・33cmくらいでしょうか? あまりにも可哀そうな魚体だったので即リリースしました。
続きまして、同じ場所、同じ釣り方で追加です!! この魚は健康体です。(笑)サイズ的には・・・40cmあるかないか・・・かな? おそらく無いです。(苦笑)
この子は幼少?の頃に釣られてるか、鳥等に啄まれたかですかね。先天性かもしれませんが、唇が少し切れてしまってます。釣りに関して言えば、ルアーを飲み込まれない様にするのも釣る技術の一つですし、もし、ルアーを飲まれてしまっても、ダメージを最小に取り除くのも技術の一つです。
釣りは魚を釣る事だけが釣りではありません。在来種であれ、外来種であれ、自然界の資源です。必要以上に釣ったり乱獲する事は釣りではなく「漁」です。釣った魚を食べるだけが釣りではありませんし、限りある資源が無くならない様に、釣った魚を無事に水に返す事も釣りの一貫なのを忘れてはいけません。ここに関しては賛否両論あると思いますが、私はそう思います。
さて、今回はこの辺までにしたいと思います。霞ケ浦水系に限らず、どこのエリアもこの「代掻き」と朝晩の「気温差」がどの様に影響するのか・・・かなりマイナス傾向になるとは思いますが「観察力」ですよ。 それでは次回をお楽しみに~♪ WOW!!