ピエリ守山店:兼松です。
前回の雲ノ平トリップから中4日、なんとなく少し歩きたいなと思って焼岳へ行ってきました。
焼岳登山は今年だけで3回目。1回目は積雪バリエーションルートでの登頂でした。2回目は紅葉には早かったのですが、草紅葉が綺麗でした。
焼岳 やけだけ
北アルプスの玄関口、上高地にずっしりと腰をすえる焼岳は飛騨山脈の長野県と岐阜県にまたがる標高2,455 mの活火山で現在も激しく活動しているため、気象庁により常時観測対象に指定されています。
北アルプスの中でもアクセスがしやすく、日帰りでも余裕を持って登れるので北アルプスのデビュー戦を焼岳で迎える方も多いようです。頂上からは溶岩ドームの噴煙や、美しい火山湖を望むことができる魅力的な山です。
本日のルート
焼岳への主要ルートは3本あります。今回はその中で定番の『中の湯登山口』から出発します。ここから山頂まではコース全体に難所が少なく、のんびりと焼岳登山を楽しみたい方に人気のルートです。当初は山頂から中の湯登山口に戻るピストンではなく、上高地へ下山する縦走を予定していましたが、今日も天気が良く、下山時間ぐらいに中の湯方面へ歩いた方が光の当たり方が綺麗な気がしましたのでピストンに変更しています。
当日は紅葉の時期と好天が重なり、とても多くの方が訪れていました。登山口前の駐車スペースはいっぱいで数百メートル離れたところからのスタートとなりました。普段だったら歩かないところも歩けて朝一からツイてます。
登山口からしばらくは樹林帯の中をつづら折れに歩いていきます。途中、少し急登がありますが90分ほどで『広場』と呼ばれるところに出ます。
広場からは一気に視界が開けて焼岳南峰、北峰や北アルプスの山々が見えはじめます。
広場からは目指す山頂を見ながら一気に標高を上げていきます。足元はクマ笹が生茂る砂地から徐々にゴツゴツとした岩場に代わり、どんどんとアルプス感が漏れ出てきます。
山頂直下は白い噴気が絶えず吹き出して、まわりには硫黄の匂いが漂います。ヘルメットとマスクは必須です。
山頂にもたくさんの登山者さんが訪れていました。登山道にも登り下りとたくさんの人がいました。他の人がフレームインしないようにと撮った写真は寄りの構図が多めになってしまいましたが、前日に雨が降り空気が澄んでいたこともあってか、遠くまで見渡せるとても良い眺望でした。
本日も睡眠時間は2時間ぐらいで直行直帰の登山でしたが、下山する頃には不思議と疲れもとれて体が軽く感じ、良いリフレッシュとなりました。
では、皆さんも良い山旅を。