冬登山にハマりかけている春日井店の山田です。
先日、初スノーハイクの投稿をさせて頂きました。
その後、同じ店舗の寺町さんと奥村くんと休みが合ったので、ずっと行ってみたいと話をしていた、“寧比曽岳”に行ってきました!
寧比曽岳は、愛知県の北東部に位置する標高1,121mの山で、冬にはしっかり雪が積もりますが、登山口から山頂まで1時間ほどで行ける山で、冬山初心者にはもってこいの山です。
この山に行ったことで、冬登山の魅力の虜になりつつあります。
さて、どんな登山になったのでしょうか…
冬の低山の装備は?
標高が約1,000m、朝晩の道路は圧雪状態で駐車場の時点で地面がツルツル。
登山口までの運転が1番緊張します(汗)
そんな道路状況の駐車場から山の中に入っていくわけですが、それほど標高が高い山でもなく、かといって雪がない登山とは訳が違う…
ではどんな装備で行けばいいのか。
今回3人とも足元の装備が違ったので、足元の装備をピックアップしてご紹介。
エントリーNo.1
山田:6本爪アイゼン+スパッツ
エントリーNo.2
寺町さん:チェーンスパイク+ポール
エントリーNo.3
奥村くん:アイゼンなし、ポールのみ
このメンバーでお送りします。
いざ入山!
入口の階段・・・
踏み固められてツルツルの階段でノーアイゼンの奥村くんが早くもピンチです。(笑)
が、彼は強靱なフィジカルでガシガシ登って行きます。(※みなさんはアイゼンつけましょう)
滑って落ちてこないでよ・・・と不安になりながらも順調に登っていきます。
登り始めはそこまで雪も深くなく、山田と寺町さんはまったく滑ることなく快調です。
休憩所を過ぎたあたりから積雪が増えてきました。
ここで、誰が言い出したか分かりませんが巻道を通ってみることに。
いや、道じゃないし、、、
深いところだと膝まで雪に埋まりながら進んでいったので、今回の工程の中で1番体力を使いました…
しかし、山頂までの工程が短いからできるからできることで、雪山登ってる感があってこれはこれで楽しかったです。
雪が深くなったあたりから、寺町さんのチェーンスパイクに雪が溜まって玉になってしまい、雪を払いながら登っていました。
6本爪アイゼンの山田はまだまだ余裕。
スパッツも履いていたので、靴とズボンの裾の間からの雪の侵入もありませんでした。
寺町さんはズボンの裾からくつの中にしっかり雪が入っていました。
足が冷えるのは怖いので、やはりスパッツは必要ですね。
この神秘的な空間、、、
たまんないですね、、、
樹林帯を抜けると、、、
ぬおぉ!!
絶景すぎる!
テンション爆上がりです(笑)
そしてこの山の一番のお目当てが、、、
いやぁ、綺麗すぎませんか、、、
寧比曽岳の山頂にあるシンボル的な樹氷。
これが見たくてこの山に来ました。
まるで白い花が咲いているようですね。
周りの木に樹氷があったらめちゃくちゃ綺麗だったと思いますが、午後には溶けてしまっていました。
帰りは下り坂なので、ノーアイゼンはちょっと危険ですね。
奥村くんはほぼスキーヤー状態、滑って下山してました(笑)
チェーンスパイクの寺町さんは、歯が浅いためチェーンに溜まった雪を逐一払いながら下山していたので、少し大変そうでした。
山田は帰りもノー滑り。
安心して下山することができました。
冬山っていい!
今回登った寧比曽岳は、わずか1時間で雪山の絶景が楽しめる山で、南アルプス・名古屋方面・三河湾方面と山頂からの眺望も素晴らしく、雪山のピンと張り詰めた空気やサクサクと雪を踏み締める音に樹氷など、冬山の魅力を詰め込んだ山でした。
前日までに雪が降った快晴の日にこの山に来たら、冬の登山にハマること間違いなしです。
夏山にはない、冬山の魅力に完全に虜になってしまいました。
逆に雪がないと物足りなくなってしまいそうです。(笑)
しかし、基本的な山の装備に加えて防寒、アイゼンなど準備が必要です。
6本爪以上のアイゼンとスパッツがあると安心だなと感じました。
みなさんもしっかりと備えをして、冬山を楽しんでみてください。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。