偏光サングラス・レンズカラーの選び方

Outdoor
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はいっ! おはこんばんちわ~!! 千葉ニュータウン店の近藤です。

今回は「偏光サングラスのレンズカラー」の紹介をしたいと思います。

偏光サングラスは釣りだけではなく、様々なスポーツに使われています。

スキー・スノーボード・ゴルフ・登山・トレイルランニング・野球・テニス、

基本的に屋外スポーツで使われる事が多いかと思います。

前回少し紹介をしましたが、1つのレンズカラーだけで全ての天候に対応する事はできません。

レンズカラーはそれぞれの種目・競技で向き不向きもあります。今回は「釣り」に特化して紹介します。

先ず、全国の海・湖・沼・河川・において同じ水質(水色)の所はありません。

海ですら地域や天候によって違いますよね。

可能な限り「海は海用レンズ(海向き)」「湖・河川・沼用レンズ(淡水向き)」

で選んで頂いたほうが理想的です。それでは先に大まかなレンズカラーの紹介です。

①グレー・ブルー系レンズ 晴天寄り・比較的クリアな(澄んだ)水質向け 主に海が多い。

ブルー系ミラーレンズ

②グリーン系レンズ 曇天寄り・比較的ステイン(ささ濁り)水質向け 曇天オールマイティレンズ。個人的にはこれが1番出番が多いです。

グリーン系レンズ

③赤系レンズ(ピンク含む) 晴天寄り・コントラスト重視 水質と言うよりは物体がはっきり・くっきり見えやすい。

赤系レンズ

④イエロー系レンズ 悪天候寄り・太陽光が少ない時向け 水質問わず。とにかく曇天や雨天・悪天候時に使用率が上がります。

⑤ブラウン・オレンジ系レンズ 比較的オールマイティレンズが多いです。個人的には超快晴・晴天に向いていると思います。

ブラウン系ミラーレンズ

ざっとこの5種類となります。しかし、これらの特徴を踏まえて、

次に「偏光率」と「可視光線透過率」「ミラー加工の有無」があります。

最近では可視光線透過率を雑光カット率とも言うみたいです。

先ずは「偏光率」偏光率とは、超簡単に説明すると、水面ギラギラカット率です。

ちなみに、偏光率が90%以上で「偏光レンズ」

と呼ぶ事が出来て、90%以下では「偏光レンズ」とは呼ばないそうです。

偏光率のMAXは「99%」となります。

なので偏光サングラスの偏光率は90~99%の間で表記されています。

「可視光線透過率」はレンズが光を通す率です。レンズの色が濃くなればなるほど

光は通しにくくなります。何だか難しくなってきましたね~(笑)

そして最後に「ミラー加工」になりますが、ほぼ光を遮るギラギラのミラー加工に

薄いキラキラミラー加工の2種類あります。

表記されることはあまりありませんが、数%可視光線透過率が変わるみたいです。

偏光率+可視光線透過率+ミラー加工の有無+レンズカラー。

これらに個人それぞれの「見え方」となります。

じゃ、何を選べばいいの?と言われそうですが、一般的に釣りで使うのであればブラウン系かグリーン系が良いかと思います。

また、あまりミラーがギラギラしたレンズは曇った時に一気に見えづらくなるので

ミラー加工が施してある物を選ぶ際は薄めがいいと思います。ただし、必ず試着してから決めてください。

フレーム形状が顔に合うか合わないかも勿論ありますが、何よりも「色感」です。

自分が疲れそうだなと思ったら変えるべきです。

お店の人や知人にその色がいいよ!と、勧められても目に合わない物は合いません。

合わないカラーやレンズは目が疲れ、肩が凝り、頭痛を誘発します。良いことありません!

4兄弟?!(笑)

そして、気になるお値段ですが・・・

どんな物も「価格と性能は比例します」

眼鏡やサングラスの場合は、レンズを作るうえ必ず湾曲します。

湾曲すればするだけ目に入り込む光や見え方が歪みます。

この「歪み」の処理をしっかりしているレンズはどうしても高額になります。

「なんでこんなに高いの?!」って思うブランドもありますが、

レンズに対しての技術料だと思ってください。目にいい、悪いが価格で全然違います。

そして、何も加工していないレンズであれば1セット(レンズ2枚)で約10.000円くらい。

これにミラー加工代はだいたい数千円で済みますが「度付き」にすると・・・

約30.000円を越えてきます。

あくまでも「度付き」の価格です。(笑)

この、レンズカラー選びや度付きに関しては限られたブランドしか出来ませんのでご注意を。

度付きを選ぶなら必ず「眼鏡専門店」に行ってください。

「タレックス・レンズ取扱店」なら偏光度付きレンズが作れます。

また、「眼鏡の愛眼」が出している「ストームライダー」は低価格でもレンズは良いみたいです。

デザインや拘りもあると思いますが、自分に合った「偏光サングラス」探してみてください。

かなり長文になってしまいましたが、参考になりましたか?

ちなみに、私のサングラスは全て「度無し」です。

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