どうも、お久しぶりです。
福知山店の柴田です。
前回から間が空きましたが久々の投稿です。
今回はシューズ。の中身!
靴の中身って気になりませんか?エアとかゲルとかウェーブとか。
勉強会とか行くと中身を見せてくれることはありますけど、一般の方は写真でしか見たことがないとは思います。
というわけで、
柴田、靴…バラします!
用意するのは一年間履いた相棒、ナイキのペガサス37です。
福知山店のブロガー宮本さんがペガサス幻想(ファンタジー)を歌ってました。
売り場でも流したいそうです。曲を知らない人はググってください。
このペガサスの38作目が発売されたので先代には最後のお役目として実験台、もとい、勉強用にバラしてみようと思います。
ということで用意しました。
ペガサスとアセトンです。
アセトンはホームセンターの塗料のコーナーで売っている、塗料のついた筆の洗浄等によく使うやつです。
プラモデルやDIYで日曜大工をする人は使ったことがあるかもしれません。
ちなみに揮発性が高く引火もしやすいので取り扱いは注意しましょう。
換気、大事!
昔室内でやった際、後の作業のお湯ぶっかっけの時に頭が痛くなりました。
それではさっそく容器に中敷きとシューレースを取り除いたシューズを入れて、アセトンを流し込みます。
液量が少ないと気化してなくなってしまうのでドバっといきましょう。
メッシュなので隙間から結構流れます。500ml缶で両足分なイメージでしょうか。
大体中底が浸るくらい注ぎます。
注ぎ終わったら30分くらいそのまま放置します。
30分くらい放置すると浸っていた液がメッシュから漏れて、7割くらいが気化しています。
そこに沸騰したての熱湯をドバっと注ぎこみます!
バチバチ言いながらお湯がアセトンと反応する状態は超エキサイティング!
注ぎ終わったら触れるくらいになるまで少し冷ましましょう。
アチアチです。
冷ましたらさっそく剥がしていきます。
メーカーとミッドソール、接着剤の相性によって変わりますがナイキは比較的剥がしやすいです。
ちなみにアディダスのBoostはこのやり方では剥がせませんでした。
それでは剥がし終わった姿がこちら!
きれいに剥がせました。
気になる中身は…
でかいエアが入ってますね。
8㎜くらいですかね、たぶん。
先々代のフルレングスタイプの時は4㎜くらいの薄めのエアパッキンが踵からつま先まで伸びていましたが現行タイプは前足部のみです。
触ると弾力がすごいです。バランスボールみたい。
これのおかげで、走るといい感じに潰れて、いい感じの反発をいい感じに生み出してくれます。
いいかんじに走りやすいです。
新型も大体おんなじ感じです。
たぶん。
ちなみにメッシュアッパーですが今回、アセトンと熱湯でお手軽アッパー剥がしをしています。
少し縮んでしまうのでソールスワップは難しいと思います。
まあもともとはジョーダンとかAF1等レザーや合皮でやる剥がし方みたいですが。
専用の強力な接着剤も必要ですので、これはあくまで分解して遊んでいるだけです。
もしもやってみようと思った方はいろいろご注意ください。
接着剤は当然持っていないので、これで後戻りはできなくなりました。
さぁ、新しいの買わなきゃ…
ではまた!