剱御前と大日連山

Outdoor
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こんにちは、管理本部の内山です。
紅葉のピークを狙って秋の立山に行ってきました。
行程は一泊二日、
初日は百高山の一つ剱御前2,777mを踏み剱御前小屋泊。
2日目に奥大日岳2,611m から 大日岳2,501m へ大日連山を経て
日本一の落差を誇る称名滝へ下る計画。

立山連峰の玄関口となる室堂まではケーブルカーとバスでのアクセス
室堂バスターミナル2,450m からスタート、
雷鳥沢へ一旦下り、500mほど登り返すと本日の宿泊地となる剱御前小屋に到着します。

雄山から富士ノ折立
2日目に縦走する大日連山
新室堂乗越側のチングルマの群落

小屋から剱御前 までは往復40分程度
高度感のある場所を一瞬だけ通過しますが、難しい場所はありません。
剱御前の山頂は剱岳の目の前、最高の展望台でした。

剱御前山から剱御前への稜線
一瞬だけ高い
百高山 剱御前2,777m
剱岳 2,999m
剱御前より雄山方面
小屋前から
剱沢
剱御前小屋
雲海に沈む夕陽


2日目
日の出前に再び剱御前へ、

朝陽に照らされる剱岳
室堂方面
富山湾

スタートが計画より1時間遅れになりましたが、
いよいよ大日連山への縦走開始です。

まずは室堂乗越へ下ります。
奥大日岳への登り

奥大日岳山頂で目標タイム +20min.
んん?遅れるなんておかしいな・・・と思いつつ少しペースを上げます

弥陀ヶ原
少々危ないところもあり
大日岳2,501m山頂
剱岳
立山駅方面
本日の縦走路全体

大日岳まで縦走しきって、依然目標タイム +20min.のまま
スタートで遅れた1hr.を足すと称名滝の最終バスにギリギリの状況。
次のポイントとなる大日平小屋へまで 20min.は巻けるはず…

ちなみに、最終バスを逃すと8kmウォーキングのボーナスステージ発生です。

大日平山荘へ

…巻くどころか 30min.オーバーで大日平小屋に到着です。
ギリギリの状況から、あっさり”負け”状態に・・・
このころには余裕が無く、小屋の写真すらありません・・・

仕方がありません、もう走るしかないですね。

良く整備された木道
ガスの中に入って路面がウエットに
称名滝への下りは急降下
滝はまた今度
最終バス10分前!

なんとかバス停には10分前に到着!
無理がたたって2日間まともに動けませんでした。

さて、帰ってから反省。
最近はいつも緑色の某アプリで計画を立てているのですが、
今回は山と高原地図のコースタイムとのギャップが2時間近くあった事が判明。
山と高原地図を標準とすると、70~80%のペースでした。

室堂乗越から称名滝バス停へのCTは
 山と高原の地図 8:45  >  緑のアプリ 6:51
 ( 赤いアプリは 7:30  山のグレーティングは 7:55)

あの地図のあの場所のコースタイムはおかしい、というのはたまに聞く話でもあるので
どの地図が正しいという事は決してないのですが、計画を立てるのが手軽になっている反面、思わぬ落とし穴があるものだと気づかされました。
初めての山域に入るときは、もっと慎重に計画をたてたいと思います。

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