ピエリ守山店:兼松です
9月某日
天候が安定しないこの時期はどこの山に行こうかと、とても悩むところです。
いつものように天気予報を眺めていると、ポッカリとガスが抜けそうなエリアがありました。
ということで、今回は南アルプスの展望台『アサヨ峰』と以前、某天然水のCMで有名になった『栗沢山』へ行ってきました。
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南アルプスの玄関口の北沢峠からスタートし仙水峠を経由して栗沢山へ。そこからの稜線の先にあるアサヨ峰のピークからピストンするおよそ9km、標高差は950mほどの行程です。
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登山道入口の北沢峠までは、南アルプス林道バスを利用します。人気のエリアともあってこの日も始発から多くの登山者さんがバスを待っていました。
バス出発までの時間は他の方々のギアチェックなどしながら過ごしたりもします。北アと南アで流行りが違ったりするのも面白いですね。
そんなことをしながら時間を潰しているとバス出発の時間になりました。この日の始発バスは増便も含め3台です。
1時間ほどバスに揺られると終点の北沢峠へと到着します。ここから『仙丈ヶ岳』『甲斐駒ヶ岳』などへも行くことができます。
みなさんバスを降りるとそれぞれ目指す山に向かって歩いていきます。仙丈ヶ岳方面を進んでいく方がとても多い印象です。
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巨大な山塊が多い南アルプスの中で、栗沢山は比較的お手軽に山頂まで行くことができます。
急登区間はありますが、危険箇所はほぼ無く時間的にもかなり余裕があります。
歩き始めて2時間ほどで標高2,714mの栗沢山山頂に到着しました。
そしてガスです。とてもガスでした。
帰りも通過するので、とりあえず山頂を後にして先へ進みます。
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と、思ったらこれ。今から進む稜線のガスが抜けていきます。
今日も何か持っているようです。私。
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鳳凰三山を見ながら心地の良い稜線を歩いていきます。シンボルのオベリスクもくっきりと見えました。
以前、鳳凰三山に登った時にはテン場で雷に怯え、帰りは土砂降りとなかなか素敵な思い出しかありませんので、また行こうと思っています。
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栗沢山から1時間ほどで標高2,799㍍のアサヨ峰に到着しました。
ここからは南アルプスの北部がぐるっと360度見渡せます。標高第二位の北岳、その奥には第3位の間ノ岳、人気の仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳。
ここから見える北岳をぼーっと眺めていたら登りたくなってしましましたので、また登りに行くと思います。
この日は寒気の入り始めでした。そんな日は暖気と寒気の境目が見える事があります。風も強く雲の動きが早かったのでなかなか幻想的な雰囲気でした。普段より山頂いる時間も長くまったりと過ごしました。
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帰りの稜線から見る甲斐駒ヶ岳も素晴らしい表情です。
では、名残惜しいですが帰ります。なんだか、今年は南アルプスにまだまだ来るような予感。
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