若狭レインボーマラソン

ランニング
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こんにちは越前店の髙橋です。
春満開となり過ごしやすい季節になってきましたね。
花粉症の方はスギ、ヒノキとダブルパンチで本当に大変な季節です。
私も重度の花粉症なので毎日辛い!!ですがやはり体は動かしやすい季節。
冬の間のトレーニング成果を発揮しようとこの度、福井県は小浜市に位置する若桜レインボーマラソンへ出場させて頂きましたのでご紹介させて頂きます。

小浜市は福井県でも南に位置し、少し昔になりますがアメリカ合衆国のオバマ大統領就任に”オバマ”と”小浜”でちょっと盛り上がったりした模様です。
梅畑が多くあり梅干しや梅酒等の販売が多くあり、道の駅や直売所では必ず梅に絡んだ商品が陳列されております。
もちろん日本海に面しているので魚介類も美味しく、お店によっては朝から長蛇の列で賑わう有名店もあります。

そんな若狭で行われるマラソン大会。
そしてなんと今回が記念すべき第1回大会っという事で”第1回”というのに惹かれエントリーしてみました。
若狭レインボーマラソンは虹コースと山の神コースとそれぞれ10キロマラソンとハーフマラソンのチョイスが出来ます。
”山の神コース”カッコいい名前じゃん!っとハーフマラソンにエントリー。
ちなみに私は普段健康の為に軽いジョギングはしてますが、ハーフマラソンの経験はゼロです。
アラフォーを前にして自分の中では結構ハードルの高いチャレンジとなりました。

左から髙橋、岡部、渡邉と越前スタッフ三名でエントリー。
参加者のバス待ち列。紛れ込む我々の中でも渡邉さんの黄色いシャツは目立ちますなー靴も蛍光赤
ようやく乗れました。ここからスタート地点まで15分バスに揺られます。

大会当日起床は4時、現地に5時半に着いて先ずは受付です。
今回のコースは受付とスタート位置が離れており、バスでの移動。
車内ではルール説明の動画が流れておりましたが、朝早かったので15分ですが良く寝れました。

改めて今回の山の神コースの説明ですが、高低差が300m(ナイキGPS情報)ラストに1キロのトレールランを含む日本一過酷なハーフマラソンを謳い文句の総距離21キロの中々ヘビーなコース設定となっております。

天気は快晴。花粉は非常に多い。桜は満開。
スタートです。

今回はコロナ感染の緩和の為、朝5時から6時までの間にスタートすれば良いフリースタート制。
我々は初心者の癖に一番遅く6時スタート。大会規定により9時半までに帰って来れば立派な完走です。
3時間半あるし大丈夫と活きこんでスタートしましたが、マイクを持った運営の方が”先ずは4キロ上りまーすいってらっしゃーい”えっ!?いきなり上るんですか?

実際には結構急に上ってるんです。

上る想定はしていましたが、いきなりですかという言わんばかりの洗礼を浴びました。
でも4キロって言ってたしな大丈夫大丈夫。
要所要所で桜も満開で綺麗でした。景色は本当に最高なコースでしたが、この後に情報不足の私は知ります。
このコース平坦な場所が給水所しかなく、後は全て上っているか、下っているか、それを知るのはまだまだ先のお話です、、、、

普段は走ることの出来ない有料道路に突入
有料道路から見える三方五湖。景色は良いです。
上ってはいますがまだまだ序盤、大黒摩季の”熱くなれ”聞きながら軽快な足取り

手元のGPSでは4キロを過ぎていますが、中々平坦な道が現れない事に不信を抱く私。
人間は情報と違う想定外な事態が起こると順応する能力が低下し、焦りを感じ疲労感が出てくるものです。
結局4.5キロ地点で上りは終わりました。
”アナウンスと違いますやん”上りの500mは全然違いますよ。ハイ上ったったのでここから下ります。

序盤なので下りは楽チンな物です。
下る事3キロハイまた上ります。アレ?もしかしてこれずっとこんな感じで行くんかな?っと思った時には手遅れで、この先永遠と上り下りの繰り返し。すっげぇーキツイぞー

なんだかんだ折り返しの2回目の給水所
すれ違いの渡邉さん”ファイトー!!” カメラ向けたらカッコつけようとして両足飛びになってます

2つ目の給水所から折り返しですが、ここから16キロ地点までの記憶がないのですが、景色はちゃんと撮影していたようです。

前半はすれ違う方々から”ファイト―”っと励まされ、たたえ合い頑張って走っていましたが、
スタートが最終組であった事から後半はすれ違いが少なく孤独な感じでした。応援の力は偉大です。

一般観光の際の駐車場
観光の際はレトロなリフトに乗って頂上へ上がります。

手元のGPSを頼りに段々ゴールに近づいて来ている認識だけが気力な私。
着実にゴールには近づいて来ており、楽しそうな観光スポットを駆け抜けるとトレランコースがお出迎えしてくれました。

本当に急な山道ですが、観光スポットの為足場は綺麗に整備されており、走りやすかったです。
体力的にはピークに差し掛かっていた為、走れているのかは定かではありませんが、自分なりに走ったつもりです。

レースも終盤トレランコースを上がった先には最高の景色が待っていました。

さぁ残りは5キロ下ってゴールといよいよ完走が現実味を帯びて来ました。
手元の時計でも時間内に走れており、これはもう完走を確信して後取りも軽く気持ちも大分楽になりました。
ここまでを振り返りながらゴールを目指しましたが、箱根の5区ってこんな感じでキツイのかなと思い、駅伝ランナーやアスリートの偉大さを改めて感じました。

帰ってきました。

今回のコース
最後はみんなでナイスランでした。

全員怪我無く無事に完走を果たしました。
達成感とやっぱりスポーツは素晴らしいと思い、地場のお風呂屋さんで下半身をキンキンに冷やして若狭を後にしました。
最後に運営頂いたスタッフの皆さまに本当に感謝したいです。皆様本当にお疲れ様でした。来年も宜しくお願い致します。

なかなか画像では伝わりにくい部分があると思いますので、是非皆さまも日本一過酷なハーフマラソン体験してみてください。
ちなみに山の神コーストップタイムの方は1時間31分だそうです。私もタイムアップを狙い再度来年チャレンジしようと思います。

後日新聞にも掲載頂きました。
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