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にいはお!稲沢店の高島です。
キャンプ飯ネタ、第2弾は男の子の大好きな憧れワイルドメニュー「鶏の丸焼き」です!
一度はやってみたい、まさに野外の男の料理ですよね!
ブッシュクラフト的なノリも取り入れつつやってみました!!
鶏の丸焼きの作り方
①健康な丸鶏を野外にて捕獲、もしくは肉屋にて調達
今回は一応狩りにも出かけましたが、11月末の里山にいる訳もなく、イオンで購入しました。。
余計な味付けは不要、ヒマラヤ岩塩のみで下味をつけます
②焚き火を準備する
やはり直火でじっくり炙りたい。ダッチオーブンに頼らず、焚き火にて調理します
薪にはオーガニックで良質なサクラ、ヤナギ、ムクノキを使用し
火起こしもライターなど現代機器を使用せず、原始的手法にこだわり行います
③時々、回転させながらじっくりじっくり焼き上げる
ブッシュクラフトとは??
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ところで最近、話題のブッシュクラフトっぽく調理を行ってみました。
ブッシュクラフトとは、
森林等の自然環境の中における『生活の知恵』の総称とされており、その行為や技術をそう呼ぶ。
サバイバルと行為が似ているが、サバイバルは『状態』、
ブッシュクラフトは『手段』と区別することができる。(ウィキペディア参考)
なるほど、今回の鳥の丸焼きに当てはめると
・野山で食料(鶏)を探す。ついでに付け合わせに食べられるキノコを図鑑を見ながら採取する
・タープを張る際、ガイロープを忘れたので落ちてたトラロープ、鉄線、岩を利用し
なんとか設営する
・ライターなどを使わない火起こし
・鳥を焼くためのY字の台を現地調達した木にて作成し利用する
不便なキャンプで足りないものを、現場にあるものを利用してうまくやりくりする知恵や
工夫ということですね。
ブッシュクラフトをテーマにしたおかげで、
かなり突発的な対応力が鍛えられました!仕事にも活かせちゃうかも??
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火起こしと、かまどの準備
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火起こしはライターや着火剤を使わず、
ファイアスターター(火打石みたいなもの)にて行います。
着火剤がないのでいきなり薪に火をつけることは困難です。
燃えやすい火口(ほくち)、焚き付けを利用し火打石で起こした弱い火花をうまく当てると
ぶすぶすと煙があがります。
煙の中心をさらに焚き付けでくるみ、
ファイアブラスター(ふいご)にて酸素を多量に送り込むとやがて煙は炎に変わります。
文章にすると簡単ですが、実際は意外に難しくライターや着火剤のありがたみが良く分かります。
火口には炭化した綿のTシャツ(これも自作)や服のポケットにたまる糸くず、
焚き付けには細く割いた針葉樹の薪や、野山に落ちている松葉、枯葉、松ぼっくり
なんかを使います。面白いのでぜひやってみて下さいね!
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火がおきたら大事に育てて大きな炎にしつつ、かまどの準備に入ります。
河原の石を組み、丸焼きを吊るす為のスタンドを自作します。
ある程度の重さに耐えられるよう、
太めの枝を探しY字に枝分かれしている部分を残してカットします。
枯れ木では一緒に燃えてしまうので生木を使うのがポイントです。
本当は鶏をさす棒も、皮をめくった木の枝を使用する予定でしたが、
生木でも燃えてしまったため、急遽、ランタンスタンドの鉄棒を利用しました。ぶすっとね。
流石、ヒマラヤブランド VISION PEAKSのランタンステイク!
ランタン吊るすだけでなく、鶏もうまく焼けます!!
ただし、本来の使用法とは異なりますので自己責任でお願いしますねw
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実食!!鶏の丸焼き
![](https://www.himaraya-blog.com/wp-content/uploads/2019/11/DSC_6571-685x1024.jpg)
うまい!うますぎる!!塩だけとは思えない深い味わい、、
ジューシィな油と、スモーキィな香り、パリッとした皮に柔らかいお肉、、、
でも、なかなか中まで火が通らない、、
近づけると焦げちゃうし、焚き火では3時間くらいかかるんじゃないか、、
焼き上がった手羽、ももはナイフで解体しながら食べ、
待ちきれない我々は最終的には胸から開いて、
鉄板でジュジュッと香ばしく焼きあげておいしく頂きました。
しかし、男4人で鶏1羽はボリュームありすぎ!!おなかいっぱいごちそうさまでした。
いやー、鳥の丸焼きっていいもんですねぇ
ちなみに採取したキノコは鶏肉のうまさに忘れられ、食べることはありませんでした、、
だって見た目あきらかにおいしくなさそうなんだもん。
ではまた隣のサイトの晩御飯でお会いしましょう!