ピエリ守山店:兼松です。
今回の山旅は北アルプス最深部と呼ばれるエリアの内の2座と黒部川の源流を巡って来ました。
新穂高温泉地にある新穂高センターをスタートして小池新道から双六小屋を経由、
三俣蓮華岳、鷲羽岳、水晶岳を登頂後に黒部川源流沿いに下り、
再び新穂高温泉へ下山するおよそ45Km、2泊3日で設定しました。
鷲羽岳という山
鷲羽岳は長野県大町市と富山県富山市にまたがる標高2,924mの山で、名前の由来は鷲が羽ばたいているように見える事からだそうです。
水晶岳という山
水晶岳は富山市に位置する標高2,986mの山で、上部で水晶が採取されることが名前の由来です。北アルプス中央部の奥深い所にあり直接登るルートは無く、縦走登山が一般的です。
DAY 1
1日目は新穂高温泉登山口から小池新道〜弓折乗越を経由して双六小屋キャンプ場で1泊します。コースタイムはおよそ8時間ほどを予定しています。
登山開始から4時間半程で鏡池に到着です。ここでの景色に自然と足が止まります
うっかり長居してしまった鏡池をあとにしてしばらく急登を進むと弓折乗越に到着します。ここまで来ればあとはのんびりとした稜線歩きです。
登山開始から7時間半ほどで本日の夜営地の双六小屋へ到着です。小屋でキャンプの受付をしてテントの設営をします。
夜になりました。日中のガスは標高下げ空に雲はありません。さらに今夜は新月で月がありません。ということで空はこんな感じ。
DAY 2
2日目は双六小屋から三俣蓮華岳を経由して三俣小屋へ移動、そこから鷲羽岳、水晶岳登頂し黒部川の源流沿いに下り三俣山荘テント場までの14Km、のんびり10 時間ほど行動します。
鷲羽岳から水晶岳までは少し危険箇所もありながらの稜線歩きとなっています。以前登った山々を違う角度から見ることも出来て非常に楽しい時間を過ごしました。
あっ、2日目のワンルームの写真撮り忘れた・・・
DAY 3
3日目は三俣山荘から新穂高温泉登山口まで下ります。天気予報よりも早く雨が降り始め、稜線も風速25m超えらしくやや危険ということなので計画していたルートを変更して下山します。
途中すれ違う登山者さんたちと情報交換しながらルートを選んでいきます。今日登る方たちは丸1日停滞することになりそうです。
帰りの小池新道でお話ししたおじさまの話しだと前日に双六小屋に到着したほとんどの方が急遽下山したそうです。ナイスな判断。次の機会を楽しみにしましょう。
無事に下山しました。2kgぐらい痩せた気分ですが、数時間後にリバウンドしてると思います。
今回も楽しい山旅でしたー。